イロドリ便り

当事務所の弁護士&スタッフが、日常の由無し事を綴ります

子犬を眺めながら・・・

 

 最近、娘の家で飼っている愛犬(プードル雌3歳「夢ちゃん」と、チワワ雄2歳「アクト君」)との間で子供が生まれました(チワプーと言うらしい。名前は新君)。
 母犬はまだまだ子供だと思っていたのに、我が子が生まれた途端に母になりました。まだ目の見えない子犬を抱きかかえ(というよりは自分のお腹のあたりに丸くくるめるように)、飼い主である娘や孫たちから子犬を守る体制に入ったのです。父犬はというと何が起きたのかさっぱりわからないようで、キョトンとしてウロウロしているだけで、人間社会と同じだなーと可笑しくなりました。
 自然界の動物であればともかくとして、飼われているペットでさえ、我が子を守るため必死に頑張っているように思えるのですが、昨今の人間社会では如何なものでしょうか?
 最近では、北海道で小2の男の子が、親からお仕置きのため、山中に「置き去り」にされた事件がありました。自衛隊も出動して「ローラー作戦」も行われ、大金をかけた大捜査でした。幸いにも無事発見されましたが、何故か不可解な事件です。
 大阪府の児童相談所における児童虐待相談の件数は年々増え続け、10年前と比べても倍以上になっています。なかでも、心理的虐待が10倍以上になっているのを見ると、発見が遅れる原因の一つかもしれません(ここは面前DVが警察の虐待通告対象に入ったことも影響していますが)。
 虐待は動物社会でもあるのかもしれませんが、人間社会に比べるとまだましですよね。子犬を眺めながら、孫やペット(この呼び方をしたら娘に叱られます。家族の一員だそうです)たちが健やかに育ってほしいと願わずにはいられません。

事務員 U

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