晴天の霹靂
はじめまして、事務歴40年近い大阪のおば・・の事務員Uです(気持ちはいつも40歳です)。ひととおり事務所に関するニュースは3回迄で掲載されたので、映画のお話をします。
先日、俳優の大泉洋氏が某番組に出て映画【題名:晴天の霹靂・原作兼監督兼俳優:劇団ひとり氏】の番宣をしていて、ちょっと興味をそそられたので観に行きました。
ストーリーは、親の愛情も知らずに育ち拗ねた生活を送っている主人公(大泉)が、ひょんなことから落雷にあって(まさに晴天の霹靂)、両親がいる時代にタイムスリップした。そこで、自分を捨てて出て行ったと聞かされていた母親(柴崎コウ)が、命を懸けて自分を生んで亡くなったこと、ぐうたらな父親(ひとり)が、妻の死後、子供を育てるのに時間の都合がいいラブホテルの清掃員になったこととか父親の気持ちも知ることができて、やっと自分の生き方を見つけるという内容でした。
「親の背中を見て子は育つ」とよく言われますが、なかなか子育ては思うようにはいかない。親自身も仕事や子育てに悩み、そのうえ核家族化していて、人生の先輩からの援助もないまま生きている時代。だからこそ、親は子供に言葉でちゃんと伝えなくては・・。わが子の子育てを振り返り、親の思いがちゃんと伝わっているか不安だけど、それなりに家族を守って生きているから、よしとしなくては・・・と、感じた映画でした。
映画の主題曲がミスチル(ちなみに牧弁護士はミスチルの大ファン)の“放たれる”という新曲で、とっても心に沁みました。