食欲の冬、騒ぎたい冬
今年も残すところ残り僅かとなりました。
冬の厳しさが増していき、気温もぐんぐんと下がってきて、外を出歩くのが億劫になります。
しかし、外の寒さが辛くなればなるほど、暖かい部屋で食べる、心も体も温まる料理がおいしくなります。
私は、熱い料理や辛い料理が好きで、口の中を火傷させながら出来立ての料理を食べます。加減を間違えるとひどいことになりますが、そのリスクを承知のうえで熱々の料理を頬張ります。冬の醍醐味ですね。
熱々の料理と言えば、お鍋やおでんが頭に浮かびます。お鍋であれば、冬の味覚のカニを入れたお鍋が好きです。
今シーズンは、まだカニをお腹いっぱい食べていないので、年末年始の密かな楽しみです。
お鍋等のおいしいご飯は、みんなでワイワイしながら食べると、よりおいしく感じますよね。途中からは騒ぐことがメインになることもありますが。
しかし、今年は実際に会いながらワイワイ騒いで食事をするのは我慢です。
とはいえ、年末は何となく騒ぎたいし、宴会をしたいとの気持ちがありましたので、リモートで忘年会をしてみました。これが意外と苦ではなく(人数や通信環境に影響をされるかもしれませんが)、十分に楽しむことが出来ました。
リモート忘年会では、みんながどんな料理や飲み物を用意しているかはわかりません。居酒屋だとみんなで決めるのも楽しいですが、リモート忘年会では、自分たちが用意した最高の肴を徐々に明らかにしながら、時には自慢をしながら話が盛り上がったりしました。
また、リモート忘年会では場所の縛りがないので、遠方の友人にも気軽に参加をしてもらうことが出来ました。住んでいる場所が離れてからは、なかなか話をする機会が減ってしまいましたが、リモート忘年会のおかげで近況報告を受けることが出来ました。
2020年の冬は今までとは違う冬となりました。これまで経験してきた中でも、とても大変な時期でしたし、たくさんの方々が今でも苦しい思いをしていると思います。
それでも、おいしい食事やリモート忘年会等、自分なりに2020年の冬の楽しみ方を見つけて、2021年を迎えたいと思います。
弁護士 西川 裕也