くわーたむし
弁護士の野澤です。
全く業務外の記事になります。
虫の声が秋を告げる季節になりましたので、少し季節遅れではありますが、クワガタムシ(下の子はまだ発音できません)のお話しです。
出身は京都の田舎で、小さい頃は野山に入ってはカブトムシやクワガタムシを捕まえていました。
でも、その時捕まえたのは、ほぼノコギリクワガタかコクワガタでした。ターゲットの山での最大勢力だったのでしょうね。
ノコギリ格好いいから良いのですけど、一度はミヤマクワガタや最強の?オオクワガタに出会いたいな、と思っていて、実現せぬままでした。
今の自宅はそこまで田舎じゃないのですが、自宅の裏手に山があります。
(それを人は田舎と呼ぶのかもしれませんが、私の中では夜に最寄り駅の前の信号が点滅していなければ田舎じゃない!と思っているのです。異論は認めます。)
で、昨年から、クワガタムシが時折、家に来るようになりました。
昨年は、コクワガタが駐車場に向かう道にいました。自宅の前にメスのクワガタも見つけて保護したりもしました(それを人は田舎と呼ぶのかもしれませんが…以下略)。
今年に入り、親戚が育てたオオクワガタ(!)をいただくことになりました。どっしりとした体格、横綱感があります。
いただいた次の日、自宅のドアを開けると、なんとミヤマクワガタが!特徴的な頭部の出っ張りは見たら直ぐに分かります。
小さいころ、憧れつつも出会えなかった2種類のクワガタ虫が、2日連続で自宅にやってきたのです。
ミヤマクワガタは、移動の際にぶつけたのか、既に足がぎこちなく、羽も閉じきれず…残念ながら2週間ほどで遥か高みに上られました。
オオクワガタは、今も元気です。どっしりとした体格なのに、大人しく、怖がりです。メスのオオクワガタもいただきましたが、交配はさせなかったので、冬を越す準備をせねばなりません。
面倒でもあり、楽しくもあります。
下の子は両手を前に出して「くわーたむし、しよ」と言ってきます。飼育箱から出して手の上に置け、というメッセージです。
なかなか虫と触れ合う機会を作れていないので、せめて来年も頑張って飼育を続けようと思う今日この頃です。
弁護士 野澤 佳弘
以下、クワガタの写真です(虫が苦手な方はご遠慮ください)